ご挨拶

20 年以上に渡り、地方自治体や企業の環境問題に取り組む事業、およびエネルギー・アグリ部門で再生可能エナルギーの導入やバイオマスエネルギーの開発及び原料の研究、それらを必要とするアグリ事業に直接携わってまいりました。
その原点は、大学での工業化学科時代に物の本質を捉えることを学び、卒業後は最先端の米半導体製造大手の日本法人に入社し、半導体製造のプロセスエンジニアとして国内外にて量産技術と開発を経験したことです。
その経験と実績が今、国内を中心とする環境事業として処理困難物の再資源化に成功し、多くの自治体の「困った」を解決することに繋がりました。
弊社は、2019年に八街工場を立ち上げ、一人の事業者としてSDGsで定める18の目標に向かって地産地消の取組みを原点とし、みんなではじめる「脱酸素生活」に協賛し、できる限りの知恵を振り絞って再生可能エネルギーの創造に取り組んでまいりました。
これまでは発電効率の良い大型のバイオマス発電が主流でしたが、大量の原料調達が困難であること、莫大な熱エネルギーを近隣で消費することが難しいなどの課題をかかえていました。当社が目指すのは、都市部ではビルや商業施設・病院・学校などで利用しやすい小型のもの、そして地方や山間部・離島においては、発電所からの電力と熱利用が一体として提供できる小型で一貫したシステムとしてご提供するにまで至りました。
社会が向かっていくSDGsで大切なのことは、2050年におけるCOP2026宣言(気温上昇を1.5℃に抑える)の目標達成だけにあるのではなく、もっと先の未来を見据え、小規模分散型バイオマスガス化発電設備を普及させていくことだと考えます。そして、脱炭素生活の実現に向けて、さらに大きく貢献できる技術をこれからも提供してまいります。

代表取締役　小松 明博

八街工場案内図

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