小規模分散型木質バイオマスガス化技術で、次世代エネルギーを創造。これからのSDGs社会に貢献します。
私たち株式会社ジャパンフォレストパワーは、小規模分散型木質バイオマスガス化の技術によるエネルギーの創造と、電気と熱利用を小さな単位で供給できるシステムの提供を通じて、これからのSDGs社会に貢献していくことを使命と考えています。
システムの販売、その燃料の開発などについては、利用者様のニーズに合った提案を実践。国内導入事例が極めて少ない小規模分散型バイオマスガス化発電システムを、ライフラインや生産活動に欠かせない「電気と熱エネルギー」として必要な場所で用途に合わせた導入を進め、SDGs な社会の実現に貢献できる企業を目指します。
世界において、そして日本においても、半世紀前と比較し大きく気候は変動しており、暮らしや生産活動における環境が著しく変化している状況があります。昨今では、1997年の「京都議定書」、2015年の「パリ協定」では2020年以降の気候変動問題に関する国際的な枠組みが定められ、2020年11月の「G20サミット」では当時の日本国首相が「国際公約」として 2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロとする目標を世界に示しました。しかし、ヨーロッパでは非常に活用されている木質ペレットを原料としたガス化発電は、日本では希少なほどしか展開していません。国は、電力買取制度(FIT)において太陽光発電とは異なり、40円/kWという価格にて導入の後押しをしています。それでも普及が進まない要因は、原料となるペレットの品質安定化と非常に高額な購入価格によるものです。当社は、特許活用と製造ノウハウにおいて、高温多湿な日本の木材を原料としながらもタールなどの残留物が少なく、安定した品質の木質ペレットを市場価格の約半分のコストで製造できるシステムの開発に成功しました。身近な暮らしと環境の実現をカーボンニュートラルな木質バイオマスを用いたエネルギー創出の研究を重ねてきた成果を事業として展開していきます。